抗酸化ケア

肌トラブル、肌の老化と活性酸素

紫外線などによって発生する活性酸素によって攻撃された細胞は、コラーゲンを作る働きが弱くなり、そのため活性酸素はシワをつくる原因と考えられています。 また活性酸素が表皮のメラノサイトを攻撃すると、メラニンの量が増え、シミの原因となることも知られています。 このように活性酸素は、シワやシミなどお肌の老化を加速させるのです。ではこの活性酸素にどのような対策をしていけばよいのでしょうか。


ワインよりも効果が高いレスベラトロールの15倍!
「カンカ」のポリフェノールで抗酸化

活性酸素や炎症をできるだけ取り除こうとする働きを持つとされるポリフェノール(植物にひろく含まれる色素成分)が大きな注目を浴び、医療の分野だけでなく美容や健康の分野でも盛んに研究が行われています。
ポリフェノールといえば、赤ワインやブドウの皮などに多く含まるレストラベールがとりわけ活性酸素や炎症に対抗する「抗酸化力」に長けていることで有名な成分です。
ところが、そのレスベラトロールを超える抗酸化力を持つポリフェノールがあると聞けば、どうでしょうか。
実は、高い抗酸化力のレスベラトロールを上回るポリフェノールに、「アクテオシド(acteoside)」という成分があります。
このアクテオシドは、ハマウツボ科ニクジュヨウ属のカンカ(カンカニクジュヨウ Cistanche tubulosa)に豊富に含まれる主成分で、なんとレスベラトロールの約15倍、ビタミンCと比較しても約5倍の抗酸化力を持っているのです。

この砂漠人参カンカはタクラマカン砂漠特有の植物で、過酷な自然条件の中でも育つ極めて強靭な植物です。
このカンカには、「エキナコシド(echinacoside)」「カンカノシド(kankanoside)」という成分も多く含まれています。
このエキナコシドは、欧米で風邪の常備薬として古くから知名度の高い「エキナセア」というハーブの主成分でもあり、免疫力の向上を図りながら滋養強壮・抗菌・抗老化などに効果的に作用する働きで知られています。
米国疾病対策センター(CDC)が定期的に行なっている国民健康調査(NHIS、National Health Interview Survey)の際のアンケートによると、 成人32,374人のうちビタミン・ミネラルなどのベースメントサプリ以外のサプリメントで一年以内の使用経験があるのは14.5%、 そのうち30.3%(調査中1位)の人がエキナセアを利用していたという調査(2000年度)も発表されており、エキナセア(エキナコシド)への支持が高いことが分かります。
カンカノシドは近年、新規に発見され抽出に成功した成分で、抗酸化作用や血管拡張作用など、こちらも大変有用な働きをするものとして、各界で注目を浴びています。
紫外線などによる炎症や肌トラブル、シミやシワなど肌の老化が気になる方に、カンカで体の中からのケアをお勧めします。